安東 由仁(あんどう ゆに)
「自分の力で元気をつくる」ことをサポートする鍼灸師/アスレティックトレーナーです。
はり師・きゅう師/日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
A-yoga movement coach
第一種教員免許(保健体育)/はり師きゅう師教員免許
1977年生まれ。筑波大学体育専門学群在学中から、アメリカンフットボール、サッカーなどの現場でアスレティックトレーナーとして20シーズン活動。並行して、鍼灸・アスレティックトレーナーの専門学校で教員として学生の育成に携わる。
2015年、ゆに鍼灸院を開業。アスリートも、日常をがんばる人も、からだとこころの仕組みは同じだと考え、鍼灸施術だけでなく「やすむ」「たべる」「うごく」を軸としたセルフケアも伝えている。

開業して10年が経ちました。
初めは私に何ができるのかよくわからないままのスタートでしたが、今ははっきりとした野望を持って仕事をしています。
「みんなが、自分で自分を元気にできるようになって、
毎日を機嫌よく生きていけるようになってほしい。
そうしてみんなが機嫌のいい世界で生きていきたい」
鍼灸院というと、行ってベッドに寝ていれば鍼灸師が自分を元気似してくれる場所、というイメージがあるかと思います。
ゆに鍼灸院はそれに加えて、「自分で元気を作る方法」をお伝えすることも大切にしています。
鍼灸院ですごす時間よりも、自分の暮らしの時間の方がずっと長いからです。その中で自分で自分をケアすることは、それだけで大きな力があります。
陸上部員(専門は200mと400)だった高校生時代に、アスリートを支えるアスレティックトレーナーになりたいと思い、それ以降長くアスリートに関わる仕事をしていました。
主に育成年代の部活のサポートでしたから、「自分のケアを自分でできる」ことを伝えることを大切に考えていました。トレーナーとはtrain=鍛えることサポートする人。選手本人が自分で自分を育てられるようになることがトレーナーの仕事だと考えていたからです。
選手を支えるための手段として学び始めたが鍼灸ですが、そこで「人を、心や外界との関係も含めた“全体”で診る」という東洋医学の視点に出会いました。
試合や練習での選手のことだけを考えるのではなく、その背景にある日常にも目を向けた方がいいのでは…と思うようになりました。
その後「一般の人」を診る鍼灸院を始めて、今度は逆に、日常生活もスポーツの練習や試合と同じで、体と心を思い切り使っているんだということに気づきました。
開業して3年目に、2度の初期流産を経て41歳で息子を出産。
それまで、健康や体力には自信がありましたが、高齢出産とその後の乳幼児子育ては部活以上のハードさでした。
さらに難病の父と同居することにもなり、元気でいるために「やるべきことはわかっている、だけど自分のケアがままならない」という時期がありました。
そんな経験から、鍼灸院で出会う人たちへの見かたも少し変わったように思います。その人の「今」を、体と心だけでなく、より、時間や状況も含めてみられるようになりました。
ゆに鍼灸院では、ご予約いただいた時間の使い方は自由です。
「今は自分でケアする元気がないから、とにかく元気にしてほしい」
そんな時は、ただゆっくりと鍼灸施術所を受けてください。
一方で、「日々の暮らしの中で、自分でケアして、できることを増やしたい」という方には、体の使い方やトレーニング、栄養など、一緒に考えていくこともできます。
どうぞリラックスして、「ゆに鍼灸院をどんなふうに使いたいか」お話しください。お会いできるのを楽しみにしております。
【アスレティックトレーナーとしての主な活動歴】
⚪︎サッカー
履正社高校サッカー部
履正社FC
桐蔭学園高校サッカー部
⚪︎アメリカンフットボール
筑波大学アメリカンフットボール部 (学生トレーナー)
リクルートシーガルズ (インターン)
甲南大学アメリカンフットボール部 (チーフ)
ANAホークアイ (アシスタント)
アサヒ飲料チャレンジャーズ (アシスタント)
【教育現場での活動歴】
⚪︎専任教員
履正社医療スポーツ専門学校 (鍼灸学科、トレーナー学科)
⚪︎非常勤講師
大阪ハイテクノロジー専門学校 トレーナー学科
横浜リゾート&スポーツ専門学校 トレーナー学科
新宿鍼灸柔整専門学校 鍼灸学科
【学歴】
筑波大学 体育専門学群卒業
明治東洋医学院専門学校 鍼灸学科卒業
明治東洋医学院専門学校 教員養成学科卒業